こんにちは、megです!8/16に日本からイギリスへ戻ってきました。
今回の日本滞在は単なる帰省ではありません。大切な人である母親の終末に立会うかもしれないという酷な帰省になりました。日本滞在は7/27~8/16まで、約1ヶ月弱ほどの滞在。
ほぼ毎日母を見舞いに行き、娘としてできることをしていました。母と私の間には、「母娘で過ごせる最後の時間」と暗黙の認識があったと思います。私にとっては、母への最後の親孝行。
自分なりに母と向き合い、親孝行について考えたことを今回は記事にしたいと思います。
Contents
当たり前だけど、親孝行は親が生きているうちしかできない
【親が生きているうちしか親孝行はできない】
当たり前なことだけど、気づいてない人が多いと思う。
旅行する、一緒に食事に行く…。何でもいいと思う。
1年後なんてわからない。来年は病気になってるかもしれない。
まだ若いしって思ってた母が末期ガンだもん。旅行に行きたくても連れていけない
— meg@ミニマリスト/ ロンドンブロガー (@megminimalist) August 12, 2018
親孝行をしたい!と思っても、親が生きてないと何もできません。
一年前の同じ頃は、一年後まさか末期ガンになり生きられて3~4ヶ月と言われると思っていませんした。「生きられて」なので、1ヶ月後になるかもしれないし、明日かもしれない命。
将来何があるかわかりません。親が健在なうちにできる範囲で親孝行ができる。私はもう母が大好きな旅行や食事をすることができません。できる人が羨ましいです。
例えば、親に食事をご馳走したい!と思っていても、病気で絶食、絶食に近い状態では食事ができません。
健全なうちに「やれること、親が好きなこと」をやっていきましょう。
病床の母が「また旅行に行きたかったな。一緒に食事をしたいな」言っていて、元気なうちにもっと母との時間を大切にして、笑い合えたらよかった。
親孝行は元気に、生きているうちしかできないです。
私が母に一番後悔していること
母に孫を抱かせてあげられなかったことです。
母がぽろっと言ったんです。「孫を抱きたかった。産後の手伝いがしたかった」と。
私は25歳で結婚しました。「いずれ子供は欲しいけど、子供中心の生活になって、自分の時間がなくなるから。」という考えだったので、すぐに子供が欲しい!とは思いませんでした。
もし母が末期ガンになることがわかっていたら、子供を産んで、母に抱かせてあげたかった。母自身、夢見ていたであろう姿を叶えてあげられなかったことが、私の一番の後悔です。
こればかりは後悔してもどうにもなりません。いつか子供が生まれたら、母の話をしたいと思います。母から貰った愛情をその子へ伝えたいです。
親孝行は些細なことでもいいんだ
- なるべく実家に帰る
- こまめに連絡する
- 食事をご馳走する
- 旅行する
- 趣味につきある etc…
どんな親孝行をしていますか?私が両親が喜ぶことならばなんでもいいと思います。
時間的に余裕がない、経済的に余裕がない・・・自分ができる範囲で親への感謝の気持ちを伝える。「楽しい時間を共有する」ことがいいんじゃないでしょうか。
母が一番喜んでくれたのが一緒に旅行に行くこと。母娘水入らずの時間を過ごせたことが何より楽しかったようです。
あなたはどんな親孝行をしたいですか?親孝行をしていますか?

まとめ
気持ちの高ぶりのまま文章を書きました。
親と過ごせる時間は、私のように思っているよりも限られています。
私が言いたいことは「親が健全なうちに親孝行をする」ということです。後から「ああしておけばよかった。一緒にどこか出かけておけば良かった。」などなど。後悔しないように、できる範囲で感謝の気持ちを伝えていきましょう。
ではでは!